基治公、乙和御前夫妻の墓碑の傍らには一本の椿の古木があります。不思議とつぼみのまま開かずに落ちてしまう花があり、これは乙和御前の悲しみ、母情が乗り移ったといわれ、いつしか人々は「乙和の椿(おとわのつばき)」と呼ぶようになりました。
福島県福島市飯坂町平野字寺前45 TEL(024)542-3797