佐藤基治・乙和墓碑
佐藤基冶・乙和の墓碑。すぐ傍にある古木は、乙和御前の悲しみ、そして母情が宿ったと言われ、つぼみのまま開かずに落ちてしまう椿「乙和の椿」がございます。
奥の院薬師堂の境内に見られる板碑群は、信夫荘司一族の墓域と伝えられ、中央に佐藤基治・乙和、右側に継信・忠信の墓碑といられる石碑があり県指定重要文化財に指定されております。凝灰岩の奥州型板碑を主に大小60数基が安置されています。また、佐藤継信と忠信の墓碑に関しては、中世に広く見られた板碑と呼ばれる供養塔で、石塔の角が無いのはかつて熱病の際に飲むと治るという言い伝えがあり削られたためで、2人のような勇猛な武士にあやかりたいとする信仰がありました。
佐藤基冶・乙和の墓碑。すぐ傍にある古木は、乙和御前の悲しみ、そして母情が宿ったと言われ、つぼみのまま開かずに落ちてしまう椿「乙和の椿」がございます。
佐藤継信と忠信の墓碑。墓はすべて板碑で作られており、かつてこのお墓の石を削って飲むと病が治ると信じられており削られた跡が見られます。
福島県福島市飯坂町平野字寺前45
TEL(024)542-3797